プロが語る「一枚甲」の魅力

吉田兄弟 吉田良一様

高山さんの撥に出会って5年くらいになるでしょうか?浅草の三味線や「みかど」で高山さんにはじめて出会い、そのころ
使っていた撥を見せたところ「若いんだから、もう少し硬い撥を使ったほうがいいよ!」と言われ、そのころは「そんbachi-012なもんかな?」と思っていました。そして、高山さんから撥を預かり家に帰って弾いてみたところ、ビックリ!! 今まで弾いたことがない硬さ、更にビックリしたのは「音」です。「力強さ」「芯」があるのです。慣れるまでにちょっと時間が掛かりましたが・・・高山さんの撥を使うようになってから、いくつかわかったことがあります。それは、以前よりも演奏に力が要らなくなったこと、もう1つはバランスです。どんなにいい音のする撥でも、バランスが悪いと長時間演奏ができません。疲れてしまいます。大切なことです。

本当に自分には高山さんの撥はピッタリでした。これからも、手放すことができない撥に出合った気がします。

吉田兄弟 吉田健一様

高山さんの撥を使わせていただくきっかけになったのは、兄貴のこんな一言でした。「健一!すごくいい撥見つけたぞ!!
」最初は半信半疑でしたが、コンサートの度、兄貴が同じ話をするので高山さんに会ってみることにしました。話をして最初に感じたのは、高山さんの撥に対する信念と情熱でした。「撥に対してこんなに熱く語ることができる人と会ったことがない。」純粋にそう感じました。本当の意味でのプロ意識。「彼なら、僕の撥を任せられる。」と、その時確信したのです。

高橋 竹童

私は、津軽三味線を演奏して26年になりますが、こんなに驚嘆した事は無いと思います。まさに「目から鱗」状態でした。「弾きやすい」とか「音が良い」とかそんな次元では無いのです。その辺についてはここでいくら言葉を積み重
ねても、使った人にしか解らないのが現実でしょう!!そればかりか、その辺の秘密に付いても高山さんは一つ一つ丁寧に教えて下さった事に二度びっくりでした。コンサートにお越し下さった高山さんに「試弾き」用に渡された撥で、演奏した瞬間その魅力にはまってしまいました。
私は元々、二丁の撥をコンサートで使い分けておりますが、すぐ高山さんの撥を二丁ゲットしたのは言うまでもありません。今、正直言って演奏するのが楽しくてなりません。「撥」と言う道具が為す仕事を、きっちり教えてくれたのがこの撥です。一流の演奏者の方々は言うに及ばず、初心者・中級者の方々も、もう一ランクアップすること請け合いです!!是非皆さんも「高山謹製・一枚甲撥」で演奏してみてください!「一曲一曲、全て撥を変えて演奏してみたい。」そんな夢を抱いてしまう今日この頃です。それでは、「高山謹製・一枚甲撥」で全曲演奏するコンサート会場でお逢いいたしましょう!!

高橋竹童様公式サイト
http://www.chikudo.com/

小山貢竜様

30数年前、三味線奏者が数人集まったある楽器屋で均整のとれた撥と出会いました。
ちょっとお借りして弾いてみました。とても良い感触、それと自分の使っている撥と何故か音色が違いいい感じでした。撥の根尻に「一枚甲」のシールが貼ってありました。その「一枚甲」の登録標記でいつも行っている三味線屋さんにお願いし探して頂きました。捜しました。高山さんの撥でした。それ以来30数年、今も愛用しております。「高山謹製一枚甲撥」手放せない逸品。お薦めの逸品です。

小山貢竜様ご紹介ページ
小山貢竜民謡教室